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米国、力見せつけ シリアを攻撃

トランプ米政権は、6日夜、化学兵器の使用が疑われるシリアのアサド政権へ巡航ミサイルによる攻撃に踏み切った。

これは、トランプ大統領による「力の外交」であると取れよう。

シリアの後ろ盾にはロシアがあり、この一件で米ロ関係は緊迫化の恐れも。

 

 

2011年にシリア内戦が始まって以来、米軍のアサド政権軍への攻撃は初めて。米軍は地中海の戦艦から巡航ミサイルを59発発射した。

米国のロイター通信によると、1回限りであり、追加攻撃の計画はないとのこと。

 

トランプ大統領は、6日夜、中国の習近平国家主席との首脳会談のために滞在しているフロリダ州で声明を読み上げ、アサド大統領に変化を促す過去の数年は失敗に終わったとの指摘も。

今回の一件で、オバマ前政権の政権の転換を示した形になる。

 

 

 

これに伴い、市場では、地政学リスクによる警戒から、

円が急進し、金先物が上昇した。

投資資金は、リスク回避のために、安全資産へとシフトしている様子。

資産は、他にも、先進国債権へ向かい、

日本では、長期金利の指標となる10年物国債利回りが0.05%まで低下した(価格は上昇)。

 

米国を始めとする、世界景気の回復の基調は崩れていないが、

トランプ大統領の政策遂行能力が問われることになっている。