アメリカ雇用統計発表2016/7/9
今日のニュースです。
アメリカの雇用統計が発表されました。
まずは、結果から、
28.7万人増
さて、わかる人にはわかるが、
この数字が何を意味しているのかわからない方もいらしゃるでしょう。
アメリカの経済を紐解く上で、欠かせない指標となっているのが雇用と失業率。
転職市場が日本よりも大きいアメリカにおいて、
失業率は、5%が正常とされています。
そして、雇用数に関して言えば、
20万人増が、一つの目安とされ、
これを上回るか否かで
経済を大きく動かします。
また、その結果が発表される前に
市場予測も注目され、
市場予測を上回るか否かも参照されます。
今回は、28.7万人増(市場予測は17万人)。
つまり、結果はかなり、よかったことになります。
しかし、前回がかなり悪かった。
そして、前回の発表値が下方修正され、
失業率も、前回から、0.2ポイント悪化したことにより、
今回の良い結果も、
結局はどうなんだ?
という、観測が強いようですね。
アメリカが利上げしようとしていますが、
7月は現状見送りが大半の見解とのことです。
堅調はアメリカ経済ですが、
それでも、世界から受ける、リスクオフの影響は避けられないようですね。